かわむら誕生ヒストリー

突然ですが、しじみ屋かわむら(河村食材)誕生秘話を、社長に突撃インタビューしてきました!

拙い文章ではありますが、書き記しておこうと思います。


弊社社長の河村正は、某化粧品メーカーの営業・運送会社のドライバーなど、全国各地で様々な職種を経験してきました。
結婚を期に地元島根県に帰り、某百貨店の紳士服売り場に勤めることになりましたが、やりがいが感じられないことから次第にストレスを抱えるようになりました。
そんなある日、百貨店の食品加工部門の次長(飲み友)と話をしている流れで、食品加工会社に転職することとなったのです。
そこで販売課長として取引先などに赴いている内に、お客様のニーズを把握するようになり、そのニーズに応えられる商品を会議で提案するようになりました。
―しかし、残念ながらその提案は会議では受け入れられませんでした。
そこでめげないのが河村正です。
お客様のニーズに応えられる会社をつくろう!と、独立を決心したのでした。
これが「河村食材」誕生の瞬間です!

独立後、まず最初に取り扱ったのは、「ごぼう」でした。
当時スーパーなどで惣菜を作る際には生のごぼうから調理していたため、ごぼうをカットして販売してはどうか?と思いつき、売り込みに走りました。
しかし、今でこそ「カット野菜」は我々にとっても身近な商品ですが、当時は「カットした野菜を売るなんて」と相手にして貰えなかったのです。
前職の退職金でごぼうを買っては、妻である弊社専務と二人三脚で地道に加工・売込みを続けて3年…徐々に取引先が増えていきました。
こうして河村食材は野菜の加工会社として成長し、お客様のニーズにお応えする度に、取り扱い商品も次々と増えていったのです。

この話を聞いた時、「お客様第一」に、そして、「ニーズに応える」という、「当たり前だけど難しいこと」に常に真摯に向き合ってきたのだなと、感動しました。
そして、自分もその想いを引き継いでいかなければ、と決心した瞬間でもありました。

…さて、夏休みの宿題の感想文のような締めになりましたが、今日はこのくらいで筆を置きます。
次回は、「しじみ屋かわむら」なのに「ごぼう屋かわむら」のイメージが定着しては困るので、「深層水との出会い~しじみ屋かわむらになるまで」を更新予定です。